介護職の給料をアップするためには、資格の有無は必要不可欠だと言われています。
そのために、社会福祉士の資格をとろうと頑張っている人も少なくありません。
ところが社会福祉士の資格というのは国家資格であり、合格率は2~3割と言われるほど難しい試験内容なのです。
家庭を持ちながら勉強したり、働きながら資格取得を目指したりする人にとって、非常にハードルが高い資格だとも言われています。
そこでもっと気軽にチャレンジできて、試験が必要ない資格を目指す人も増えており、それが社会福祉主事です。
しかし実はこの資格、取得しただけでは社会福祉主事と名乗ることができず、名乗るためには公務員にならないといけません。
公務員試験は社会福祉士よりもハードルが高く、年齢制限もあるため、ちっとも気軽にチャレンジできる資格ではないと感じるかもしれません。
しかし実際に名乗ることはできなくても、資格を取得したという事実が重要なのです。
社会福祉主事の資格を取るためには講習や勉強会に参加する必要があり、知識が付きます。
社会福祉主事の資格を持っている人は、福祉について知識を持っているとみなされるため、就職などで有利になることもあるのです。
社会福祉主事は試験を受ける必要はありません。
任用資格であり、講習や勉強会に参加するだけで取得ができるため、勉強時間があまりとれない人にとってメリットが大きな資格となります。
資格を持っていると給与アップを目指せるところもあるので、チャレンジする人が増えてきています。